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「ハネモノ」な私でもあなたを愛していいですか――
中原千絵30歳。もし人間に品質検査があったら
私はきっと「ハネモノ」なんだと思う。病気をして手術をして…子宮がないから
夫とは離婚した。新しい恋も本気になれない…
もう、嫌な思いはしたくないから…。自分に自信がなくなっていた時
偶然立ち寄った画廊で知り合った榊先生。先生は穏やかで一緒にいると満たされていく…。
でも、この気持ちが恋心になったところで、
私の身体ではきっと悲しい結末が待っているんだろう。恋に期待できなくなった千絵と
悲しい過去を持つ榊の切なくて暖かい大人の純愛ストーリー。
引用元：https://comic.k-manga.jp/title/28743/pv
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ハネモノ 感想
ハネモノ 1話ネタバレ【千絵のコンプレックスが痛いほど分かる】
1話では自分は他の人とは違う欠陥品だと思い暮らしている
主人公の中原 千絵（なかはら ちえ）のことが描かれています。
千絵は現在30歳
バツイチ
そして千絵が一番コンプレックスを抱えているのは
子供が作れない体だということです。
千絵は以前病気で子宮を全摘していて
作りたくても作れない体になってしまいました。
そしてそれが原因で千絵は旦那に見限られて捨てられてしました。
今でも忘れることのできない旦那の言葉
子供の産めない君と結婚している限り
俺は自分の子供と永遠に会えないことになる。
そんなの耐えられない。
・・・と
ふと思い出すたびに自然と目からは涙が出てきてしまいます。
そんな時にふと目にとまったのが
綺麗な風景画でした。
自分の田舎の景色によく似ていて
ボーとその絵を見ていたところ
その絵を描いた絵画教室の先生で高校の教師をしている榊 静（さかき せい）と知り合います。
そこで絵画教室に誘われた千絵は
ほんの好奇心で参加してみたのですが
榊先生に少し惹かれている自分に気がつきます。
この人といるとなんだか心が穏やかになる気がする・・
そんな興味本位で榊の絵画教室に通うようになった千絵は
もっと榊先生のことを知りたいと思う自分と
これが恋心になったらまた傷つくかもしれないという不安の狭間にいました。
話す予定ではなかったのですが
タイミング悪く私情のもつれの話を聞いてしまった榊に
ことの事情を話すことになります。
私は以前病気で手術して子宮を全摘出しているんです。
結婚もしましたが、子供を作れなくなったので離婚することになりました。
子供が産めない体になってから他の女性たちが羨ましくて
自分が女性として欠陥品なんじゃないかと自信もなくなって・・・
と榊に話をするのですが
榊は
もし僕が子供を作れない男だったら
あなたは僕のことを欠陥品だと思いますか？
と逆に聞いてきました。
みんな、すべて完璧な人なんていない
どこかしら欠けているものがあるものだし
それが人間なんだと僕は思う・・
中原さんは欠陥品じゃないよ。
と真面目に答えてくれました。
その言葉にどれだけ救われたか
千絵はその場で涙をこらえきれず泣いてしまいました。
そしてその後
榊から意味深の言葉を聞くことになるのです。
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とっても読みやすくって
ところどことで共感できる場面もあって
この言葉の選び方最高に参考になるなってものもあって
純愛漫画好きの私にとってピッタリの内容でした。
私の言葉辞典の90％が漫画の名台詞だったりしますが
この漫画の台詞は勉強になりますねwww