- タイトル:
監禁少年~今日からキミはウチの子です~ - 作者:
ノレソレ(のれそれ) - 配信サイト:
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目次
監禁少年 前回のあらすじはこちらから
監禁少年 まとめぺーじはこちらから
監禁少年 自己評価と感想
内容 | ★★★★☆ |
絵の好み | ★★★★⭐︎ |
オススメ度 | ★★★★☆ |

監禁少年 4話ネタバレ【悠里の自分保身の言葉が最低すぎる】
広大を誘拐して拉致した夫婦には1人の子供がいました。父親の正巳は家事と育児には無関心で全てを悠里に任せていましたが、どう躾けて良いのかわからない悠里は癇癪を起こした子供に手をあげてしまいます。それからは何かあるたびに暴力で言うことをきかせ、罪悪感を感じながら平和に過ごしていたのですが・・ある日家に児童相談所がやってきました・・・
広大を誘拐した正巳と悠里。2人がなぜ広大を誘拐したのか今まで謎でしたが、この夫婦の間には1人の子供がいました。彼の名前は康太。
専業主婦だった悠里は家事と育児を全て1人で行い、正巳は全くの無関心で自分の仕事を趣味に全てを捧げていました。自分勝手で怒ると手が付けられないことを知っていた悠里は正巳に何も相談できずに、日々を過ごします。
初めての育児で言うことを聞かない康太に対して手をあげたのはまだ彼が2〜3歳の頃でした。
あまりに泣き止まないので頭を軽く叩いたつもりでしたが、びっくりした康太は泣き止み、そして自分がしてしまった罪悪感ですぐに康太を抱きしめる悠里、そしてその後も
体罰は一度使うとそのハードルが下がります。
悠里は自分でわかっていながらも言うことを聞かない康太に対して体罰を続けました。
「康太のことは可愛いと思っている。でもそれ以上に良い子に育てないといけないプレッシャーがある・・」
悠里の心の中には恐怖心がありました。正巳が怖い・・・と言う気持ちもあり今まで自分の意思をもたずに人の後ろをついてきた結果でした。自分の苦悩に悩み続けたある日、自宅に児童相談所がきました。
「いつかはこうなる日が来るだろうと予感はあった」
康太は身体中に体罰の字があり、それは全て悠里はつけたものでした。自分自身では止めることができなった体罰を強制的に止めてくれるならと、ちょっとホッとしている有理でしたが
それを知った正巳の対応はまた違ったものでした。
「申し訳ありません。改善するように努力するので一度家族で話をさせてください」
その場は穏便に済ませた正巳ですが、
「俺は知らなかったぞ?どう言うことだ?」
「これが周囲にバレたらどうしてくれるんだ?」
正巳は自分勝手で自己主張が強く、周りの人から称賛されるために行動しています。つまり周りの目を人一倍気にする人間でした。自分の経歴に傷をつけた悠里を許すはずはありませんでした。
しかし悠里はここで言ってはいけない一言を言います。
「康太が・・・全部悪いんです・・・」
そう言って体罰を与えて虐待に至ったのは康太が言うことを聞かなかったから。自分は何も悪く無いと正巳に言いました。そうすると正巳の怒りの矛先は全て康太に向かうことになります。
その次の日からは、正巳が康太に暴力を振るうようになり、悠里の時よりもさらにひどい状況になりました。
「いいか?二度と余所で虐待されているなんて言うんじゃ無いぞ!!わかったな?」
そういながら毎日身体に言い聞かせるように虐待した結果、康太は死んでしまいます。
動かなくなった康太を見て駆け寄る悠里ですが、正巳はあることを思いついたのです。
広大を監禁している夫婦の生活環境がかなり狂っていました。一番狂っているのは間違いなく正巳なのですが、自分の保身のために人を裏切る悠里は個人的に嫌いなタイプです。
家事も育児に全く見向きもしない正巳と、子供の世話に疲れ誰にも相談できずに悩んでいる有理の姿が衝撃的でした。こうやって人は壊れていくんだなと思ってしまいます。